
田中屋ビル|2階リノベーションプロジェクト

使われていない床を、働く場所に。


再生前|長期間の空室。前の利用者の設備や荷物が残ったままの状態でした。
再生後|間仕切りを整理し、窓面いっぱいの明るさを取り戻した執務空間。
物件概要
| 所在地 | 青森県八戸市十六日町49-1(廿六日町交差点 角) |
|---|---|
| 構造・規模 | 鉄骨造 亜鉛メッキ鋼板葺 4階建 |
| 竣工 | 1984年(昭和59年)5月/築42年 |
| 延床面積 | 144.04㎡(各階 36.01㎡) |
| 再生範囲 | 2階 36.01㎡(約10.9坪) |
| 工期 | 2026年3月 着工 — 2026年4月 完成 |
| 再生後の用途 | 株式会社ニッチリビング 事務所(自社利用) |
| 建物の状況 | 1階:飲食店「サンカク」営業中 |
出典:建物登記事項証明書(2026年1月29日時点)
自分たちの事務所を、
空きビルの再生でつくる。
私たちが向き合っているのは、権利関係が複雑だったり、老朽化して放置されたりして、本来の価値を発揮できていない不動産です。八戸の中心街にも、そうした建物は少なくありません。
会社の拠点をどこに構えるか。ここで迷いはありませんでした。新しい建物を借りるのではなく、中心街の空きビルを自分たちで再生して入る。そのほうが、私たちの理念に忠実だからです。
この2階は、まさに私たちが日頃扱っている物件と同じ状態にありました。立地は中心街の交差点角。それでも床は空いたまま使われていない。「使えるのに、使われていない」場所を、実際に使ってみせることから始めました。

1か月で形にできたのは、八戸の職人たちがいたからです。
解体、電気、設備、大工、内装。このリノベーションには、それぞれの職種の職人が入っています。私たちには、そのすべてに直接連絡が取れて、現場で話が通じる相手がいます。
小さな面積の、既存を活かす工事ほど、現場での判断が増えます。壁を開けてみて初めて分かることがある。図面どおりに進まないところが必ず出てくる。そこをその場で相談して決められる関係があるかどうかで、仕上がりも工期も費用も変わります。
3月に着工し、4月に完成。この期間で仕上げられたのは、段取りを一社に丸投げせず、私たちが職人と直接やり取りしながら進めたからです。この体制は、オーナー様の建物の再生でもそのまま使えます。
関わった職種:解体/電気/設備/大工/内装

解体後の室内。木下地を組む

壁に防湿シートを張る

石膏ボードを貼り進める

床が使われると、
建物と通りの見え方が変わる。
2階は現在、ニッチリビングの事務所として使っています。1階では、オーナーのご友人が飲食店「サンカク」を営業しています。
空いていた床に人の出入りが戻ると、建物の印象が変わります。そしてそれは、建物の前を通る人の目にも映ります。一棟の再生が、その通りの見え方を少し変える。私たちが中心街で積み重ねたいのは、この変化です。
お持ちの建物でも、同じことができるかもしれません。
空きビル・空き店舗・空き家の活用について、まずはご相談ください。
現地を見て、何ができるかをお伝えします。
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